Table of Contents
第13章 アクセサリー
ロングホーズ
一般的には靴下と呼ばれていますが、ぜひロングホーズという言葉を覚えていただきたいです。
靴下はついついないがしろにされてしまうアイテムですが、あるフランス映画を見ていたらこんなセリフがありました。
「おいおい、ツイードに絹(シルク)の靴下とはおかしな格好だな」
足を組んだ瞬間にいわれたセリフでした。このセリフの通り、西洋の人たちは決して手を抜かないアイテムです。
ソックスというのは「短い靴下」という意味であり、「ハイソックス」という言葉は和製英語です。
海外では膝下まである長い靴下を「ホーズ」といいます。特に、クラシックなスーツスタイルにはなくてはならない存在です。
また、靴下はたるんでいてもいけません。英国では、靴下がたるんだ奴に立派な奴がいるはずがないという見方もあり、「Pull up your socks」で「ふんどしを締めてかかれ」という意味になります。
<ロングホーズ>
靴下はトラウザーズと靴の接続部分であり、ここはスムーズにつなげ、違和感を感じさせてはいけません。靴下がたるんでいる、素肌が見えてしまっているということは、靴とトラウザーズがうまく繋がっていないということです。全体の調和を乱し、そこに無駄な視線を奪ってしまうことになります。
靴下の上部にブランドロゴが付いているものがあります。正式には「スイス・クロック」といいますが、そのような靴下は選ばないようにしましょう。わざわざお金を払って、ブランドをPRするようなアイテムを選ぶ必要なありません。
スーツに合わせるようでしたら、無地のダークカラーで、シンプルな物を選びます。
合わせる色味といたしましては、トラウザーズと靴のどちらかの色と合わせる。もしくは足して2で割った色がいいです。
多くの人のワードローブはネイビーかグレーのスーツ、靴は黒か茶がほとんどであると思いますので、色はダークグレー、ダークネイビー、ダークブラウンの中で揃えると間違いがありません。
カジュアルなジャケットスタイルの場合には、アーガイル柄やボルドー、パープルなどを合わせてもいいです。座って足を組んだときに綺麗なホーズが見えると素敵です。
残念なことに日本ではホーズが売っているお店は少なく、ホーズという言葉すら知らない店員もいるほどです。
一部の百貨店や、最近ではAmazonでも販売しています。気に入った物が見つかりましたら、同じ色柄でダース、半ダース単位で購入する事をおすすめします。
なぜなら、もし片方穴が空いても、一足まとめて捨てずにすむので経済的だからです。ドレッシーなホーズは薄手の物が多いので、なおさら足数が必要でしょう。
BERUNでもオリジナルホーズを取り扱いをしております。一度履いてみていただけたら、ご納得いただけると思います。
最終編集 2026年6月
Atelier BERUN
東京都港区南青山5-12-3 小田急南青山マンション 801
- ◆HP :
- https://berun.jp/
- ◆Instagram :
- @berun.bespoke_suit
- ◆Youtube :
- Atelier BERUN
- ◆Blog :
- 伊達男日和 -Dandyizm Life-
- ◆Tel :
- 03-6434-0887