洒落者になるためには

一生の財産になる正しい装いを学びたいと決めましたら、巷に出回っている雑誌や、メディアの情報を鵜呑みにしすぎてはいけません。多くの媒体は、日々新しいスタイルを提唱し続けることで、購買意欲をかきたてます。
流行に振り回されている間は、本質的なおしゃれを愉しめていないと思っていただいていいでしょう。「そういえば最近、買い物してないな」、「最近いいお店が少なくなったな」、と思いはじめたら、感覚が成熟していると証拠だとわたしは思います。
極論ですが、おしゃれを楽しんでいる内は、本当の意味での洒落者ではないのかもしれません。俗にまみれた世界から抜け出し、自分自身の着こなしを凡事徹底する。それが究極の理想です。
また、身近にいる同僚や先輩、街を歩く人とも、肩を並べる必要はありません。装いに対して関心のうすい日本は、洋服をただのおしゃれ、または作業着としてしかとらえていない人が多くいらっしゃいます。
英国をはじめ西洋諸国では、「フォーマルの着こなしを知らずに大人になるほど恥ずかしいことはない」とまでいわれる国もあるほどです。これは伝統や文化を重んじる西洋ならではの考え方だと思います。

スーツの着こなしには、「ねばならない」ルールがたくさんあります。はじめは大変ですが、それを習得してしまえば、世界中どこに行っても怖気ることなく等身大でいることができるようになります。おしゃれになるために必要なのはセンスではありません。着こなしの美しさは、方程式で構築されています。

メンズフォーマルで、“守・破・離”の言葉を使うとしましたら、“守”を会得することが何より大切です。基本を学ぶことで、いかに小細工をして遊ぶことがスマートでないのかがわかるようになってくるでしょう。

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