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第10章 季節
旅行のときの服装の選び方 <秋冬編>
寒くなってきた時期の旅行は、着る選択肢がたくさんあるので悩んでしまいますね。
比較的カジュアルな旅行から、少しカチッとした装いまで、ご紹介していきたいと思います。
セミドレス
ツイードのチェスターフィールドコート


比較的カチッとしたスタイルでしたら、ツイード素材のロングコートがあるととても重宝します。
フランネルトラウザーズ
暖かさもあり、上品な見た目のあるフランネルのトラウザーズは、ビジネスの現場でも、旅行のときでも、活躍します。
旅行の時はグレーのようなシックなものもいいですが、ベージュやブラウンなど、比較的カジュアルな色味のものを選ぶとより味わいがあって良いと思います。
スウェードシューズ

表革だとカチッとした印象になってしまう、というときこそ、スウェードをお勧めいたします。
旅行のときは、底はゴム底であるダイナイトソールが履きやすくていいでしょう。
カジュアル
〜コート〜
ダッフルコート
<Glover all>
<London Tradition>
<1940’s British Duffle>
冬のコートの定番でしょう。肉厚な生地で作られている本格的なダッフルは、寒さから身を守ってくれる非常に優秀なコートです。
中にはニットを合わせ、カジュアルなスタイルで楽しむのがいいでしょう。
ロングダウン


私はダウンをいくつか持っていますが、特に気に入っているのが、当時フランス製だった頃のモンクレールです。まだカテゴライズされていないので、オールドモンクレールというような呼び名もないと思います。
品質はとても高く、かつ上品な見た目があるため、真冬で寒冷地に行くときには重宝しています。中古市場で探すと意外と安く手に入るので、お勧めです。(小声)
シャーリングコート
<Loro Piana>
<Brioni>
<Old Coach>
<Aquascutum>
シャーリングコートとは、シープスキンを一枚仕立てで作ったコートです。日本ではムートンコートや、ランチコート、シープスキンコートとも呼びますが、昔から男性の冬のコートスタイルでは、定番のアイテムです。
レザーを大胆に使っているため、非常に高価なコートです。ですが、このコートは耐久性に優れているため、2代目以降へと考えて着続けることができます。
最近は革製品の立場が昔と比べてわるくなってきているため、あまり新品で作っているブランドも減ってきています。そのため、あまり街で見かける機会も少なくなってきていますが、とても暖かく、かつ格好いいので、ぜひお勧めしたいです。
シャーリングコートのメリットは、コーディネートをあれこれ考えなくてもこのコートを着れば仕上がってしまうというところ。一見すると難しさを感じるかもしれませんが、一度着てみていただけたら、寒い冬になるとつい手を伸ばしたくなる気持ちがわかっていただけると思います。
ツイードのハンティングコート
<GRENFELL>
<Aran paine>
<Invertere>
<GRENFELL>
英国の定番コートであるツイードのハンティングコート。日本ではあまり見かけることはありませんが、グレンフェル、クリサリス、アランペインなどのブランドが、昔から作っています。
私も昔エディンバラで購入したアランペインのコートは今でも重宝しています。
内側に薄くボンディング加工をしているものが多く、中に風が入らないため、非常に暖かいです。
キーパーズツイードで作られているものがあったりと、同じような形で色々なものを作っておりますので、ぜひお気に入りの1着を探してみてください。
これらのコートは、旅に色を加えてくれる1着になることは間違いありません。
〜ニット〜
ローゲージニット
<BERUN>
丈夫で暖かさもあるローゲージニットは、秋冬の旅行に欠かせません。
洗い変えできるインナーを持っていけば、ニットはそこまで多く持ち合わせる必要がないので、ニット1つで十分という方もいらっしゃいます。
ローゲージのタートルネックは個人的に冬のマストアイテムです。
ミドルゲージニット

ローゲージニットよりも薄手で、中にシャツを合わせてコーディネートを楽しみたいお方は、ミドルゲージニットがいいでしょう。
〜トラウザーズ〜
モールスキン

モグラの肌という意味合いを持つモールスキン。厚みがあり、とても暖かく、傷や汚れが目立たないので秋冬の旅行にうってつけです。
私自身、こちらのモールスキンで仕立てたトラウザーズはかれこれ15年ほど履いているものがいくつかありますが、いまだに現役ピンピンで驚いております。
私は冬のデニムと呼んでいる通り、全くへこたれないので、ガシガシ使いたい方にお勧めいたします。
コーデュロイ

モールスキンに対等する冬のトラウザーズの定番アイテム。
モールスキンよりもカジュアルで、味わいのあるコーデュロイは、永遠の定番です。
足元はクラークスのデザートブーツを合わせて、大人のカジュアルスタイルを楽しみましょう。
〜靴〜
旅行は歩きますので、底は革底ではなく、ゴムになっているものもお勧めです。
ノルウェージャン製法の靴
<Paraboots>
コバが張り出しているカジュアルな靴は、秋冬の旅行に重宝します。
急な雨に降られても大丈夫な靴を履いていくのがいいでしょう。
カジュアルな大人の革靴
<John Lobb -コテージライン->
2000年前後に廃盤になってしまったジョンロブのコテージラインですが、紳士のアウトドア靴として、当時は作られていました。現代のドレッシーなジョンロブらしくない、ポテッとしたフォルムがありながらエレガントさが漂う、とてもバランスのいい靴です。
<JM Weston -Golf->
JM Westonのゴルフは大人のカジュアル靴としてとても人気の一足です。
ジーンズでもよし、スラックスでもよし。ジャケットでもカジュアル服でもよし、とスーツスタイル以外でしたらなんでも合います。
<JM Weston -Yachting Derby->
ウェストンの隠れた(?)名作、ヨット。個人的に一番好きなデザインです。ゴルフよりもカジュアルさが増します。内側にクッションが入っているため、一日中履いていても疲れません。
ブーツ

今までの靴と比べるとかなりカジュアルな印象になりますが、クラークスのブーツもお勧めです。
程よく肩の力の抜けた足元になり、大人のゆとりを感じることができます。
小物


マフラーと手袋も欠かせません。あとはハットかキャスケットもあると嬉しいですね。
2026年9月擱筆
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