Table of Contents
第7章 革靴
ブルーチャー(外羽根靴)
日本では外羽根式と呼ばれる「ブルーチャー」は、1815年頃に考案された軍靴のデザインが元になっています。腰革が両側から覆うデザインになっており、履き口が下方で開いているのが特徴です。
生まれについては2つの説があります。ひとつはドイツの靴職人、ブルーチャーという方によって作られたという説。
もうひとつは、プロシャ軍の元帥ゲファルト・レーバレヒト・フォン・ブラヘル(ブリュッヘル将軍という説もあります)が、軍靴用に考案したという説です。
ブルーチャーは耐久性があり、着脱が簡単で、学生靴や軍靴によく使われました。しかしエレガントさに欠けていることから、上流階級の人たちにはあまり好まれませんでした。
<外羽根靴>
ドレッシーなバルモラル(内羽根)に比べ、カジュアルでスポーティな印象をもつデザインです。
スーツでも合わせることはできますが、より相性がいいのは、ジャケパンスタイルです。
Atelier BERUN
東京都港区南青山5-12-3 小田急南青山マンション 801
- ◆HP :
- https://berun.jp/
- ◆Instagram :
- @berun.bespoke_suit
- ◆Youtube :
- Atelier BERUN
- ◆Blog :
- 伊達男日和 -Dandyizm Life-
- ◆Tel :
- 03-6434-0887