シャツは下着である

シャツは下着であるという理解はありますが、わたしはシャツを素肌に着るのは未だに抵抗があるのです。そのため、今でも下にはVネックのコットンTシャツを着ています。もし、「素肌にシャツを着ない物は洒落者ではない」と言われたとしたら、わたしは落第生です。

以前とある雑誌で読んだ話です。昭和中期のとある作家が真夏にも関わらず、毎日ホワイトリネン(白麻)のスリーピース・スーツを着ていました。それを不思議に思った記者が、「なぜあなたはいつもスリーピース・スーツを着ているのですか?」と訪ねました。するとその作家はこう語ったそうです。

「私は汗染みだらけのシャツを見せる行為ほど、失礼なことはないと思っているからだよ」

この言葉からも察する通り、ファッションは決して自己満足のものではなく、他人に配慮をもっているものだということがお分かりいただけるかと思います。

汗かきの方は仕方ありませんが、そういった方は、ポリエステルが入った素材のシャツや、薄手の生地を選ばない方がいいです。合成繊維であるポリエステルは吸湿性に乏しく、汗を吸わないため肌にべた付きが残り、不快感が残ります。汗をしっかり吸う綿100%や、吸湿性、速乾性の優れている麻を着るなどすると、夏でもストレスなく快適に過ごすことができます。

湿度の低い西洋では、素肌で着ても不快感がなく着られますが、高温多湿の日本では同じようにストレスなく着るのが難しいと思います。国に合った着方を考えるのがいいとわたしは思います。

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