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第10章 季節
My favorite Clothes ~秋~
最近は温暖化の影響で、10月に入ってもまだ暑さが残る日が続きます。その頃からは夜の鳴く虫の声も変わり、少しずつ秋を感じるようになってきます。夏にはベタついて履けなかったコットンスラックスがまた履けるよ
そして夏のアイテムも引き続き着用できるので、
素材や着る物は春とあまり変わらないため、深く考える必要はありませんが、欲を言うなら色を秋らしくしていきたいです。
ボルドーやモスグリーンなどの色をニットかタイで使い、
青や白など、明るい夏の洋服から一新して、
スウェード靴など、素材感が表れているものを選びたくなります。
デニムでもよし、コットンスラックスでもよし。
〜オンスタイル〜
強撚糸のスリーピーススーツ
三者混ジャケット

三者混、四者混(※)のような、
(※)三者混=ウール+シルク+リネンのように、

カジュアルなジャケットなら、スポーツコートをお勧めします。
バルマカーンコート

まだ少し涼しさが残っている時期は、コットン素材のバルマカーンコートが活躍します。
保温性ではなく、風を受け止める程度の薄手のコートは春と秋に非常に重宝します。
トレンチコート
コットンリネンのシャツ
ブラウンのスウェードシューズ

〜オフスタイル〜
スウィングトップ

春と秋のカジュアル服は、
スウィングトップというアイテムは、タイドアップしてエレガントに着るというよりかは、いかに前者のお二方のように格好付けずに着るのが到達点だと思います。
レザージャケット
<Luigi Borreri>
<1920s Antique Leather Jacket>
<Hermes>


少しずつ涼しくなってきた時期、ちょうど10月の終わり頃からでしょうか。その頃になってくると、レザージャケットが着たくなります。
この時期に着るレザーは、革自体の厚みが薄めで、軽く着られるものが理想です。
こちらでご紹介しているのは、裏地がないアンライニングのもの。革一枚でさっと羽織るようなジャケットは、まさに秋にこそ活躍するアイテムです。
キルティングジャケット
<Lavenham>
キルティングジャケットといえばラベンハム。1969年にイングランドのサフォーク州にあるラベンハム村で創業したブランドです。こちらの写真のものは表面の生地がナイロンではなく別注のウールのもので、私はこちらの一着はとても気に入っております。
ウールアウター
<CP Company>
10月下旬以降に活躍するのは、ウール素材のアウターです。コットンだと少しずつ寒くなってくる頃、ウールのショート丈のアウターがあると便利です。
こちらはCP Companyの90’sのもの。裏地がないため軽くさっと羽織ることができます。
程よいカジュアルさと、ウールのもつ上品さでバランスの取れた一着だと思います。
<Burberry’s>
80’s頃のバーバリーのウール素材のスウィングトップ型アウター。着ると非常にじじくさくなるのですが、それがまたなんともいえずに格好いいです。こういうものはタイドアップせずに中はニットをさっと合わせて着るくらいが自然でいいでしょう。
フレンチワーク

秋から冬にかけてはフレンチワークスタイルが着たくなります。
コットンピケ、コーデュロイ、モールスキン。気温に合わせてアウターを変える楽しみがあります。
元々は貴族のハンティングウェアとして使われていたものです。そのため、カジュアルな見た目ながら気品が漂う、非常に良いバランスのスタイルに仕上がります。
ここでコーデュロイという名の語源についてご説明します。
コーデュロイの名前は、コード(畝)、ロイ(ロア)=王様というところから来ております。元々はフランスの皇室用に開発された生地なのです。
元々はベルベットを皇室用の衣料用にしていたものが、アレンジされ、コーデュロイが生まれたとされています。
ヨーロッパではコーデット・ベルベット(畝織のベルベット)と呼ばれるのを見ても、ベルベットから派生した生地だということが感じられます。
元々は王様のために作られたコーデュロイが、今は庶民の服になっているのも面白いです。
コーデュロイが日本に輸入されたのは明治の頃と言われています。その当時から、皇室用ではなく、一般人に向けて出されました。
少し余談にはなりますが、当時日本では”コール天”と呼ばれていましたが、それはコール天よりも前に輸入されたビロードに、”天鷲絨”という難しい当て字を使ったことから来ています。
ビロードの中でも純粋なシルクのものを”本天”と呼び、これに対し、混ぜものがしてあるビロードのものを”シール天”と呼んでいたそうです。
当時業者の間で、ビロード、ビロード風のものを”〇〇天”と呼ぶことが習慣になっていました。
そこにコーデュロイがやってきたわけですが、おそらくコードがコールに聞こえたのだろうと想像します。畝のある天鷲絨、ということで、”コール天”と呼ばれるようになったと言われています。
この当時は明治維新と共に西欧からたくさんの輸入品があり、向こうの呼び名を日本語に訳す際、誤りか訛りによって外国語なのか日本語なのかわからないまま、専門用語になったものがたくさんあります。
最終編集 2026年9月 (編集継続中)
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