ディナージャケットの襟の形

タキシードには大きく分けて、へちま襟と呼ばれている「ショール・カラー」と、「ピークド・ラペル(剣襟)」の襟型があります。この2つは大きく、英国式と米国式に分かれています。
アメリカでは、「ショール・カラー」が一般的です。 一方、イギリスやヨーロッパ諸国では、「ピークド・ラペル」が多く用いられています。それはヨーロッパでは、タキシードは燕尾服が原型として作られたものであるからと解釈しているためです。

IMG_4766<ピークド・ラペル>

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<ショール・カラー>

ディナージャケットの襟には通常の表地ではなく、シルク(絹)をあしらいます。ここを日本では「拝絹」、正しくは「シルク・フェーシング」とよびます。
スーツは軍服(詰め襟)からきており、襟をたおして着たことから今の形になりました。昔、裏地には今のように化繊ではなく絹が使われていたことから、襟(昔は裏地部分)に絹が使われているという背景があります。
ディナージャケットは夜に着る服のため、照明で顔が明るく見えるようにラペルに絹を使います。朝に着るモーニング・コートのラペルが絹ではないのは、自然光のなかで着用するからです。フォーマルの装いはすべて意味がある。そこが装いの面白いところです。

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