組み合わせ上手になる

洋服の組み合わせでどれとどれが合うのかを判断する方法は、その洋服の歴史をたどっていくと見えてきます。まず、大きく「フォーマル」と「スポーティ」の服装に分けましょう。そして、該当するアイテムがどちらから生まれたものなのかを考えると、コーディネイトの合わせ方に違和感がなくなります。
いきなりこんなことを言われても、それを判断する基準がわからないからどうしようもない、ということもありますので、ここで2つを見定める方法をお伝えします。

この2つには大きな違いがあります。フォーマル発祥のものは、簡素で、機能性に長けておらず、美しさを優先して作られたものです。
反対にスポーティなものは機能性に優れており、ディテール(デザイン)が散りばめられ、耐久性を求めた素材を使っているものだとお考えください。
フォーマルから生まれた服と、スポーティから生まれた服はマッチしません。

たとえば、貴族のくつろぎ服として誕生したスリーピース・スーツは、国民のスポーツから生まれたボタンダウン・シャツや、労働階級の人たちから生まれた外羽根式の靴とは合いません。スリーピース・スーツには、貴族階級が愛した、内羽根式のシンプルな靴に、糸の細い上質でプレーンなシャツが合うのです。

ボタンダウン・シャツや外羽根式の靴のようなスポーティでカジュアルな服は、スコットランドの労働者の生活の知恵から生まれた、ツイードのようなカジュアルなものとの相性が抜群にいいのです。

まれにデニムにタキシードを合わせるというようなコーディネイトも見られますが、それはどんなあばれ馬をも乗りこなすことができる“相当な洒落者”でないと、まず着こなすことはできません。歴史とルールにしたがい、徐々にポニーからサラブレッドへと乗りこなせるようになっていきましょう。

 

IMG_1772グレーのスーツに茶のフルブローグ靴はあまり合いません。そして、

IMG_1775ツイードジャケットに黒のストレートチップも合いません。ですが、上の写真のアイテムをそれぞれ交換すると、どちらも合う組み合わせになります。

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