靴は愛してたくさん履く

「靴は履いているとすぐ傷がつくし、営業で毎日歩き回るから安い物ですませている」
というお方がいらっしゃいますが、わたしはもったいない考え方だなぁと思ってしまいます。

靴は高価な物であればあるほど上質な革を使用しているため、傷に対して復元作用があります。傷が付いた部分にクリームを塗り、しっかりとメンテナンスをすると、外見からはほとんどわからないくらいまで回復します。そして傷がついたとしても、それがアジになっていきます。また何より上質な靴は履き心地がいいです。その心地よさを知らずに、革靴は痛いからいやだと考えるのは残念です。
ピカピカのままおそるおそる履いているより、たくさん履いてしっかりとアフターケアをするほうが、年月が経ったときの靴の風格は素晴らしいものになっているものです。

人は関わるものに対して、手がかかるものほど愛着を抱く生き物であると思います。靴やスーツをブラッシングしている瞬間、シャツの襟と袖を洗っている瞬間、なんとも言えない幸福感に浸れるはずです。
洋服を好きになるには、まず愛着を持てる物を購入することです。手をかけなくてはもったいない、と思えるくらいものを揃えていきましょう。そうすることで、その服との絆はどんどん結ばれていきます。 また、せっかく高価な靴を購入しても、歩き方がわるければ靴はすぐに使い物にならなくなってしまいます。

まず、かかとで音を鳴らしながら歩く癖があるようでしたら、これはやめた方がいいです。これはかかとの減りを早めるのもそうですが、視覚的にも聴覚的にも、周りに悪影響を及ぼします。かかとの極端な減り方は、履いている人の性格を如実に映し出します。
感覚的な話ですが、かかととつま先が“ほぼ”同時に着くくらいのイメージをもって歩くと、ちょうどかかとが自然に先につき、音もならずスマートに歩けます。変な歩き方をしていると、必ず靴に異常があらわれます。足を巻き込む癖がある人は、内側に擦り傷が出てきます。
インソールを見てみると、癖のある歩き方をしている方のインソールは、偏った沈み方をしているものです。綺麗に自然な足型の形で沈んでいくのが理想的です。過度なスポーツ、普段から重い鞄を片手で持ち歩いているような方は、歩き方が偏っている可能性があります。一度歩き方を意識し直してみてください。

次ページ → 本当に履き心地のいい靴とは

 


Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23

◆HP :    http://berun.jp/
◆FB :    Facebook
◆Blog : 伊達男日和 -Dandyizm Life-
◆Tel :   03-3235-2225


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です