第12章 その他
ほんの少し緊張感を持つ
外見の装いを変えることで、周りの見る目は一朝一夕でガラッと変わります。そしてその瞬間から、今までの自分よりも少し気丈にふるまわなければいけない、という”いい”緊張感がうまれます。行くお店も話し方も、歩き方も自然と変わっていくものです。
そもそも、人間は楽をしようと思えば際限なくできる生き物です。日曜日の昼下がりにソファでくつろいでいれば、数十センチ先のリモコンをとることすら面倒になります。
スーツをより美しく着こなすことのコツは、楽をすることと反対のことをしてください。それは「少し我慢して着る」ということです。
スーツというのはそもそも軍服から来ており、現代の人にとっては鎧と例える方もいます。スーツを着ている間は、肉体も精神も、少しの緊張感をもっている。
くつろぐときは、スーツを脱ぎ、家着に着替えてからでいいと思います。ソファに寄りかかりたいけど、スーツにしわが付くからというように、多少の緊張感をもちながら、気高く装いましょう。それがいつの間にか、自分自身の在り方が磨かれていくことになります。
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