ポケットチーフを挿そう


胸ポケットには「ポケットチーフ」を入れましょう。決して、ペやメモ帳を入れるところではありません。実は胸ポケットが生まれたのは、1850年頃からといわれています。意外と歴史が浅いのです。

ここでぜひ、お1つ持っておいていただきたいチーフがあります。
大事なポイントは3つです。リネン(麻)素材で、色は白。そして、周りのふちをミシンではなく、手でまつられている物です。この条件を満たしているものが、正統なポケットチーフといわれています。

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リネンを選ぶ理由ですが、ポケットチーフは元々、手を拭く際に使われていました。抗菌作用もあり清潔感のある高級素材のリネンは、貴族階級の象徴でした。しばらく使用して張りを失ったチーフは、その後グラス磨きへと活躍の場を移されたと聞きます。
周りがミシン縫いの物と手縫いのチーフを見比べてみると、ミシンでたたかれた物は端が平坦で、味気なく見えてしまいます。しかし手でまつられた物は立体的でふわっと立体的に見え、上質な印象を与えます。

世の中には色とりどりで華やかなチーフがたくさんありますが、洒落者はあまりそういった物は好みません。なぜなら、胸元にチーフを挿すことがすでにオーバーステートメント(過剰)であるため、それ以上飾り立てる装いはあまりスマートではないからです
つまり、先に書いておりましたホワイトリネンのチーフをTV
フォールドで入れるときも、「しっかり鏡を見て入れてきました」というより、「おっ入っていたのか」くらい無意識なくらいの方が自然で素敵です。

数年前に流行った、ネクタイの色とチーフの色を合わせるコーディネイトも、あまりオススメできません。それは、「あたかも狙っておしゃれをしてきました」というように見えてしまうからです。白シャツを着ているときは白のリネンチーフ。そして、ピンクのシャツの場合も、白でいいでしょう。サックスブルーのシャツの時は水色のリネンチーフ。ネクタイには合わせず、シャツに合わせる方がスマートです。スーツには最低限この2色のチーフがあれば、十分に楽しむことができます。
ジャケットコーディネートの場合は柄物など、もっと華やかなチーフを選んでもいいです。

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