シャツの胸ポケット

なぜ、シャツの胸にはポケットが付いているのでしょうか。シャツは元々下着でした。その下着であるシャツに、ポケットを付けるアイデアをはじめに考案したのがアメリカです。

1930年代以降、戦争で物資が足りず、衣服にも影響が及びました。そこで真っ先に排除されたのがウエストコート(ベスト)だったのです。それ以降、世界的にツーピースが主流となりました。
しかし、スリーピースではなくなった後に不便を感じたのが、今までウエストコートのポケットに入れていた物の行き場所がなくなってしまったことでした。ウエストコートには腰と胸に4カ所(胸ポケットが付いていない場合の物もあります)のポケットがあり、それに代わるポケットとして生まれたのが、シャツの胸ポケットなのです。つまり、クラシックでドレッシーなシャツには、胸ポケットは付いておりません。胸ポケットにタバコやペンを差している人を見かけますが、あまり見た目が美しいとは思えません。利便性を追求した結果、男性らしい美しい装いを楽しめなくなってしまうのはもったいないではいでしょうか。シャツに余計なデザインは必要ありません。シンプルに、品質で勝負するのが1番だと思います。

<胸ポケットはない方がドレッシー>

日本に出回る既製シャツの99%以上が、胸ポケットの付いたシャツと言われています。つまり、日本で胸ポケットの付いていないシャツを着ている時点で、ほとんどの確率でビスポークである可能性が高くなります。

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