タックと前立て

センタークリースの先にあるプリーツを”タック”と呼びますが、日本では「おじさん臭い」、「野暮ったい」と、あまりいいイメージはないようです(最近ではクラシック回帰があり、そのイメージもなくなってきたように思います)。そのため、多くの人がノータックのトラウザーズを選んでいます。
ノータックは腰回りの運動量が少なく、ぴたっとくっつくため、カジュアルなコットンパンツやデニム、チノパンなどに用いられてきました。元々はカジュアルパンツに使われていたデザインです。クラシックなトラウザーズにはタックが入っている方が、足のシルエットが綺麗に見え、美しいラインを生み出すことができます。

タックには、外側に倒れている「アウトタック」と、内側に倒れている「インタック(リバースプリーツ)」があります。インタックの方がクラシックな趣を感じさせ、アウトタックの方がカジュアルな印象を与えます。アウトタックは腰回りをゆったり見せる効果があるのに対し、インタックはすっきりと見せることができるのが特徴です。

IMG_1688<アウトタック>

よりクラシックに傾倒するなら2タックを入れますが、1タックのほうが汎用性があり、履きやすいでしょう。わたしはスーツにはインタック、ジャケパンのトラウザーズにはアウトタックを合わせることが多いです。

IMG_1687<インタック(リバースプリーツ)>

英国では1930年代前半までは、トラウザーズの前開きはボタン留めでした。それが1935年以降、現代のジップアップ式へと変わっていったのです。今でも懐古主義の方はボタンフライ仕様を愛用しています。

次ページ → スーツにベルトは必要か

 


Atelier BERUN

東京都新宿区神楽坂6-8-23

◆HP :    http://berun.jp/
◆FB :    Facebook
◆Blog : 伊達男日和 -Dandyizm Life-
◆Tel :   03-3235-2225


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です